元看護師の薫です。看護師になるためには臨床実習といって病院などで一定期間、実際の現場を学ぶことがあります。
実際に患者さんを担当させてもらって単位をとります。実習の内容に応じて、対象となる患者さんの年代もさまざまで、その患者さんが退院したり途中で拒否されなければ実習中はずーっと担当です。
今日はそんな看護学生と患者さんの陰部洗浄をした時のお話です。
看護学生の担当に快諾の患者
看護学生の担当患者は、看護師があらかじめ候補を上げて患者さんにお願いして同意を得ます。高齢者の入院が多くて、30代~50代の患者さんがいないのでなかなか患者選びも難しいです。そんな中40代後半の優しい男性患者Iが快く承諾してくださり、学生さんが担当となりました。この看護学生は20歳の真面目なタイプでした。
手術のあと、しんどい期間も快く学生の対応をしてくれる患者I。看護学生がメインで看護するので、身体を拭いたり、食事を運んだりもします。看護師は安全確認のために一緒に付き添います。
基本的に手術の後は尿管も入るので、看護師が陰部洗浄をすることが多いです。しかし学生が担当している患者さんは、拒否されなければ学生が陰部洗浄もします。若い方や拒否もある方は、学生ではなく看護師がササっと済ませるのですが、患者Iは
「いいですよ、なんでも勉強ですね」
と快く承諾。看護学生に担当されることもなかったので、どういう風になるかわからなかったのかもしれません。いっておきますが、看護学生のケアや処置は、とっても時間がかかります。それをフォローするのが看護師なのですが、不器用な学生に当たるとその時間はさらに伸びます。
たどたどしい学生のケアにも優しい患者
学生「準備できました!」
緊張した面持ちで患者Iの陰部洗浄グッズを持つ学生と、患者Iの元へ行きます。
患者Iは動けないので紙オムツをされているのですが、学生が紙オムツをオープンしてからが長い。
下半身丸だしのままで、なんと気の毒な...と思いつつ一旦バスタオルをかけます。
この学生は超不器用なタイプだったらすく、バスタオルをめくったあとも、シーツにお湯をこぼし、石鹸洗剤を泡立たず、利き手と立ち位置が違うと言って場所を変わるなどして、すべてにおいて時間がかかってしまいます。
練習もしてきたし、事前の確認もしているのですが、やはり実際に行うと緊張もするので難しいですね。あまりにも時間をかけて患者Iにも気の毒なので、私が洗う役、学生は見学の形に急遽変更しました。
患者Iはそのやりとりに怒りもせずに待ってくれています。
視られて触られるとそりゃ勃つよね
患者Iに声をかけたあと、学生に説明をしながら陰部を洗っていきます。
私「熱いタオルは、やけどしない温度か確認してから、陰茎の上において」
学生「はい」
私「管が入っているので、引っ張られると痛いです。尿管が入っているところも傷つくので気をつけて。しっかり持ち上げて、尿道入り口の周りから洗います」
説明をしつつ、ペニスを縦に持ち上げて尿道、亀頭から円を描くように石鹸で洗うのですがこの辺りからムクムクと患者Iのペニスが太くなり、やや勃起しているのがわかりました。
時間かかってるし、恥ずかしいことさせて申し訳ないなーと思いつつ、できるだけ早く済ませようと頑張ります。
私「汚れが残りやすい睾丸の皺や肛門周囲も洗います」
学生「はい」
私「お湯を流す前に、ある程度の泡はふきとって置いた方がいいです。石鹸成分が残ると肌荒れするので」
もうビンビンに勃起している患者Iのペニス。
患者Iは目を閉じているので、必死に勃起をおさめようとしているのかもしれませんが一向におさまらず、洗いにくくて困ってしまいました。
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勃起ペニスは洗いにくいし拭きにくい
私「上から、お湯を流して。尿管が入っている尿道入り口に石鹸が残らないように」
亀頭やカリの皺に石鹸が残らないようにこすりながら流すのですが、勃起しているためペニスが下を向いてくれず、お湯をオムツ方向に流せません。
私「Iさん、ちょっと失礼します。痛かったら言ってください」
そういいながら、勃起ペニスを下向きにグッと向けてお湯を流します。
患者Iは
「はい...大丈夫です...」
力なく返事をして、目を閉じてました。
なんとか洗い終わり、最後はタオルで水分を拭きとるのですが...勃起しているので拭きにくいのなんの。勃起していない患者さんは上からポンポンと拭いて、ペニスを持ち上げて拭いて終わるのですが、この時は勃起したペニスをタオルで包むようにして拭き、他部分も拭いてオムツ交換をして終了です。
勃起が衝撃的で言動もズレる看護学生
退室してからは患者Iには申し訳ないことをしたなーと反省しながら、
「明日からは自分でできるように練習しようか」
と学生に言ったのですが、学生からの質問も勃起している内容についてばかりで、ちょっと面白かったです。
学生「あーゆー時は、どの程度触っても大丈夫なんでしょうか?」
私「普段の時と同じくらいでいいと思うよ」
学生「あーゆー風になる人は多いですか」
私「時々ね。生理現象なので仕方ないし、恥ずかしいのを我慢して担当させてくれてるので」
学生が学校に戻ったあと、患者Iの元で挨拶に行くと
私「今日も学生さんの担当させていただきありがとうございます」
I「いやいやー、こちらこそ。恥ずかしいことで...」
顔を赤らめて言う患者I。恥ずかしいのに学生のために身体を張ってくれることに感動した私です。
そんな優しい患者Iには、学生が勃起時の質問ばかりしてきましたよ、とは言えなかったですけどね。
実際に陰部洗浄をする時に、勃起をする患者さんはいます。今回は看護学生付きで複数に見られ、しかも時間をかけられて説明されつつ洗われたことで、患者Iの身体が反応してしまったようです。学生担当になることを嫌がる患者さんも多いなか、患者Iさんみたいに協力的な方は本当にありがたいですね。