雨の思い出?話目｜佐藤／グッドワイフ

コロナが流行り始めた年の
6月



私の母が

微熱が続いて
ちょっと
咳が出るの😷

というもので
はじめは
寒暖差による
風邪かなぁって
軽くみていたんですが


いよいよ微熱が10日も
続くものだから
病院に受診しようと
軽い気持ちで
連れて行きました


すると

医師の表情が
くもってる⁈

精密検査を
したほうが
良さそうだ

と
紹介状を
そそくさと準備してくれて


とんとん拍子に
大学病院へ
精密検査の道を
つけてくれました


大丈夫
大丈夫
念には念を

ってことよね

大丈夫
大丈夫
と

まるで
呪文のように
自分に言い聞かせ

精密検査の
結果を待った


すると


父から
連絡がきて


どうやら
肺がんらしい…

初期で
見つかったことが
ラッキーだったと
思うようにして
と
医師から言われたらしい



タバコも吸わない
健康には人一倍気をつけて
生きてきた母なのに

えーーー！
がん？


やっと
育児も落ち着いてきて
そろそろ
女2人
温泉行ったり
楽しもうねと
話していた矢先

もう
手術の日程を
決めたり
更に詳しく
検査をしなければ
ならないらしく

コロナ禍ということもあり

今母が
コロナにかかったら
命に関わるから
会ってはならないと
言われ

いきなり断絶状態


奇しくも
大雨が降っていて

我慢しないで
泣いていいよと
言われているかのような
雨音



年甲斐もなく
1人
わんわん
泣いてしまいました



泣き疲れて
寝て



その年の梅雨は
本当に
泣いてばかり


こんなにも
泣いたのは

幼少期ぶりでした



でも
泣くって
いいらしいですね


ストレスが涙に流れ出る



たくさん
泣いて泣いて泣きまくり


よし
これからは
お母さんに幸せな
気持ちになってもらおうと

アルバムを📷
作ったり


手紙を毎週
書いて送ったり


いつなくなっても
後悔のないようにしました



医学の発達は
すごい

半分あきらめかけたのですが
いまだに
元気に生きています



梅雨
しかも
ザーザー降り☔️は


母を想った
あの年を
思い出す



雨は
共に
泣いてくれているようにも
感じる






涙活のススメ
です